冷たい部長の甘い素顔

「はい。」

と私が答えると、

「じゃ、お邪魔さま。」

と言って、席を立ち、別の席へ移動した。

「あの…?」

私は将軍さんを見た。

「例の子って…?」

将軍さんは、なんだかバツが悪そうに目を逸らす。

「いや、何でもない。
大した事じゃないんだ。」

???
聞かれたくない事?

私はそれ以上は聞かない事にした。

2人でビールと共に食事をして、帰りは代行を頼んだ。

後部座席に2人で座り、将軍さんに肩を抱かれ、頭を将軍さんの肩に預けて帰った。

ふふっ
心地いい…
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