好きだ~10回目の告白~
するとそこにはピアスをジャラジャラと付けて、いかにもチャラい感じの人がいた。

あれ?この人どっかで見たような。

あ!さっきの人!

私は人をかき分けてその人のところへ向かった。

「あの!さっきはありがとうございました!」

「俺なんかした?」

首を傾げながら彼はそう言った。

えっ?覚えてなの?

「さっき赤信号渡りそうだったの止めてくれたよね」

「あー!あの子か!感謝なんかしなくていいよかわい子ちゃん♡」

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