姉さんの先輩は狼男 孝の苦労事件簿③
 


俺はあんまんを一旦皿に戻して、メモの態勢に入った。

これから、重要な事が語られるのかもしれない。

「そう。ひっどいんだから」
 
姉さんの話によると、中華街に着いてすぐ、

顧問お勧めの店があるとかで、全員でそこに入ったらしい。
 
そして運良く、隣が玉野・会い向いに月代という席に着いた……

と、ここまでは良かったが。





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