白衣の王子様の恋愛感 【番外編12月7日up】
「法子ちゃん?」
名前を呼ばれ、声のする方を見れば、白衣を着て大きいサイズのペーパーカップを持った男性がこちらに歩いてくるところだった。
咄嗟には思い出せなかったが、私に近づく間に記憶を辿れば、それは知っている人。
「あ!八島さん!お久しぶりです。」
ゆう君の大学からの友達の八島 誠(やしま まこと)さんだった。
会うのはホントに久しぶり。
前に会ったのは、ゆう君がアメリカに行く前かも?
「すっかり大人になっちゃって。何歳になった?」
相変わらず人懐っこい笑顔を向けてくれる八島さんは、ゆう君の友達の中でも緊張しない人の1人だ。
一緒にいる時に、たまたま会うゆう君の知り合いの人は、ほとんどがお医者さんだから、なんか上からモノを言う人が多いし、私をお子様扱いするので、ハッキリ言って苦手・・・。
でも、八島さんは違う。
「女性に歳を聞きます?25ですけど。八島さんと初めて出会ったのが、9歳か10歳だから・・・。」
「そんなに小さかったか?そういえば、ランドセル背負ってたもんな~。阿川と待ち合わせ?」
「はい。」
私が頷きながら返事をすれば、じゃあちょっと休んでいくかな、と私の前に座った。
今日は午後から勤務していて、そのまま当直に入るから、その前にちょっと休憩に来たと八島さんは言った。
名前を呼ばれ、声のする方を見れば、白衣を着て大きいサイズのペーパーカップを持った男性がこちらに歩いてくるところだった。
咄嗟には思い出せなかったが、私に近づく間に記憶を辿れば、それは知っている人。
「あ!八島さん!お久しぶりです。」
ゆう君の大学からの友達の八島 誠(やしま まこと)さんだった。
会うのはホントに久しぶり。
前に会ったのは、ゆう君がアメリカに行く前かも?
「すっかり大人になっちゃって。何歳になった?」
相変わらず人懐っこい笑顔を向けてくれる八島さんは、ゆう君の友達の中でも緊張しない人の1人だ。
一緒にいる時に、たまたま会うゆう君の知り合いの人は、ほとんどがお医者さんだから、なんか上からモノを言う人が多いし、私をお子様扱いするので、ハッキリ言って苦手・・・。
でも、八島さんは違う。
「女性に歳を聞きます?25ですけど。八島さんと初めて出会ったのが、9歳か10歳だから・・・。」
「そんなに小さかったか?そういえば、ランドセル背負ってたもんな~。阿川と待ち合わせ?」
「はい。」
私が頷きながら返事をすれば、じゃあちょっと休んでいくかな、と私の前に座った。
今日は午後から勤務していて、そのまま当直に入るから、その前にちょっと休憩に来たと八島さんは言った。