白衣の王子様の恋愛感 【番外編12月7日up】
「もしもし?ゆう君?」
「ノリか?」
「うん。・・・今、大丈夫?」
「ああ。」
なんか私と違って、すごく落ち着いている気がする。
やっぱり、ママの聞き間違いなんじゃな?
だとしたら、なんて切り出せばいいのか・・・。
話しながら、少し先のシナリオを組み立てて、ゆっくりと言葉にする。
「・・・ママから聞いたんだけど・・・望さんが・・・私とゆう君が付き合っているって・・・ゆう君から聞いたって。・・・本当にゆう君言ったの?」
質問しておきながら、聞きたくないと思う。
スマホを持つ手に力が入る。
ギュッと目を瞑って、まるで何かを願うように、ゆう君の返事を待つ。
「ああ、言ったよ。」
「え?」
言った、て言ったの?
言ったの?
本当に言ったの?
「本当に?・・・・・・どうして、そんな・・・嘘を・・・?」
「ノリ・・・会って話をしよう。」
「ノリか?」
「うん。・・・今、大丈夫?」
「ああ。」
なんか私と違って、すごく落ち着いている気がする。
やっぱり、ママの聞き間違いなんじゃな?
だとしたら、なんて切り出せばいいのか・・・。
話しながら、少し先のシナリオを組み立てて、ゆっくりと言葉にする。
「・・・ママから聞いたんだけど・・・望さんが・・・私とゆう君が付き合っているって・・・ゆう君から聞いたって。・・・本当にゆう君言ったの?」
質問しておきながら、聞きたくないと思う。
スマホを持つ手に力が入る。
ギュッと目を瞑って、まるで何かを願うように、ゆう君の返事を待つ。
「ああ、言ったよ。」
「え?」
言った、て言ったの?
言ったの?
本当に言ったの?
「本当に?・・・・・・どうして、そんな・・・嘘を・・・?」
「ノリ・・・会って話をしよう。」