鏡の中のキミへ
「まーぁ、そのうちかな?」


「じゃぁ、私そのうちに入りまーす。」


「頑張って。僕がいうのもなんだけど。」


「はーい。」


「本題からずれています。桜田先生、続き始めてください。」


もう、高坂さんには振り回されてばっかり。
疲れるわ。


でも、
桜田先生は確かにイケメンだと思う。


「僕が担当する教科は英語です。」


「桜田先生が英語喋ってる姿みたいな〜!」


「高坂さん、nice to me to you.」


「やばい!イケメンすぎ!」

「はい、ではここまでにしてホームルームを終わります。」


ずっと高坂さんの質問攻めになっちゃうから無理やりにでも終わらせないとね!


そういや、大切な鏡無くしたんだった。
帰り探さないと。






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