鏡の中のキミへ
職員室で採点をしていると、桜田先生が驚くものを見せてくれた。


「これ先生のですか?」

「えっ。この鏡……。大切な人からのプレゼントなんです。ほんっとうに大切なものなんです。ありがとうございます。」



「そうだったんですか、やっぱり。大切な人からのプレゼントだったら大切にしないといけませんよ!」


「はい、これからは気をつけます。」

本当に良かった。っていうか、なんで私のだってわかったんだろう?


まーあ、見つかったからもういいや

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