極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
1、親友の結婚式は最高の笑顔で?
「柚月、受け取って!」
六月下旬、都内の高級ホテル内のチャペルで盛大に行われた結婚式。
ウェディングドレスに身を纏った親友が私に向かってブーケを投げる。
結婚式恒例のブーケトス。
空は雲ひとつない晴天。
眩しい太陽の光を受けて、ピンクの花のブーケがストンと私の腕の中に落ちた。
それを見た花嫁が満足気ににっこりと微笑む。
「次は柚月の番だからね」
花嫁の隣にいる新郎も、彼女の肩に手を添えてお日様のように笑った。
「藤宮の結婚式には呼べよ」
その笑顔を見てハハハッと苦笑する。
私、藤宮柚月は医療機器メーカーTAKANOに勤めるOLで、社長秘書。
二十九歳、独身、彼氏なし。
身長は百六十五センチで、目が少しつり目の猫顔。
六月下旬、都内の高級ホテル内のチャペルで盛大に行われた結婚式。
ウェディングドレスに身を纏った親友が私に向かってブーケを投げる。
結婚式恒例のブーケトス。
空は雲ひとつない晴天。
眩しい太陽の光を受けて、ピンクの花のブーケがストンと私の腕の中に落ちた。
それを見た花嫁が満足気ににっこりと微笑む。
「次は柚月の番だからね」
花嫁の隣にいる新郎も、彼女の肩に手を添えてお日様のように笑った。
「藤宮の結婚式には呼べよ」
その笑顔を見てハハハッと苦笑する。
私、藤宮柚月は医療機器メーカーTAKANOに勤めるOLで、社長秘書。
二十九歳、独身、彼氏なし。
身長は百六十五センチで、目が少しつり目の猫顔。
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