極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
そんな彼を見ていたら、もう以前感じていたような苦しさは感じなくなった。
「あっ、私そろそろ行かなきゃ!」
腕時計をチラリと見れば、十二時四十五分を回っている。
短い時間だったけど、朱莉に会えてよかった。
「じゃあ、またね!」
そう言って手を振ると、ふたりと別れて会社に戻る。
エレベーターを待ちながら早速出産祝いの品物をスマホで調べた。
ベビー服とか可愛い〜。
まだ気が早いけど見てるだけでも楽しいな。
「ひょっとして俺達の赤ちゃんの服見てる?」
不意に耳元で前園の声がして、危うくスマホを落としそうになった。
「もう、急に耳元で声かけないでよ。心臓に悪い」
こいつがいるだけでハラハラしてしまう。
ようやく来たエレベーターに乗りながら小声で前園に噛みつく。
「あっ、私そろそろ行かなきゃ!」
腕時計をチラリと見れば、十二時四十五分を回っている。
短い時間だったけど、朱莉に会えてよかった。
「じゃあ、またね!」
そう言って手を振ると、ふたりと別れて会社に戻る。
エレベーターを待ちながら早速出産祝いの品物をスマホで調べた。
ベビー服とか可愛い〜。
まだ気が早いけど見てるだけでも楽しいな。
「ひょっとして俺達の赤ちゃんの服見てる?」
不意に耳元で前園の声がして、危うくスマホを落としそうになった。
「もう、急に耳元で声かけないでよ。心臓に悪い」
こいつがいるだけでハラハラしてしまう。
ようやく来たエレベーターに乗りながら小声で前園に噛みつく。