極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
そんな彼を横目で見て、立花さんは小声で言った。
『あいつに知られるとちょっと厄介ですからね。じゃあ、私は戻ります』
『ああ。俺に知らせてくれてありがとう』
心から礼を言うと、彼女は軽くお辞儀をして営業部を後にした。
秘書課の立花さん……か。
心強い味方が出来たな。
☆
そして、今日の午後、ホテルのラウンジに行き、見合い相手と一緒にいたこいつを連れ去った。
無礼は承知の上。
なりふりなんて構っていられない。
「もう他の男のところになんか行くな」
身を屈めると柚月の頰に手を添え、その可愛い唇に口付ける。
「愛してる」
彼女が寝ているからこそ言える。
起きてる時に言っても素直に聞かないだろうから。
寝室にタオルケットを取りに行くと、柚月にかけた。
『あいつに知られるとちょっと厄介ですからね。じゃあ、私は戻ります』
『ああ。俺に知らせてくれてありがとう』
心から礼を言うと、彼女は軽くお辞儀をして営業部を後にした。
秘書課の立花さん……か。
心強い味方が出来たな。
☆
そして、今日の午後、ホテルのラウンジに行き、見合い相手と一緒にいたこいつを連れ去った。
無礼は承知の上。
なりふりなんて構っていられない。
「もう他の男のところになんか行くな」
身を屈めると柚月の頰に手を添え、その可愛い唇に口付ける。
「愛してる」
彼女が寝ているからこそ言える。
起きてる時に言っても素直に聞かないだろうから。
寝室にタオルケットを取りに行くと、柚月にかけた。