極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「期待、結構じゃないか。俺と結婚して柚月の綺麗なウェディングドレス姿を見せてあげればいいだろ」

柚月の瞳を見つめて言うが、彼女は狼狽えながら俺に反論しようとする。

「だ、だから、あんたとは結婚なんかしな……ちょっと、何してるの?」

俺が柚月のワンピースのジッパーに手をかけると、彼女はビクッと震えた。

「何って、服脱がそうとしてる」

柚月が言わんとしていることはわかっていたが、わざととぼける。

「そうじゃなくて……⁉︎」

グダグダ言う彼女の唇にチュッと軽くキスをして黙らせた。

柚月は目を丸くする。

「お前、ごちゃごちゃ喋り過ぎ。俺のこと好きなんだって認めろよ。認めないと、このまま服脱がして愛し合うけど?」

「え?私が……あんたを?嘘でしょう?」

「残念、タイムオーバーだ」

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