極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
意地悪く笑って柚月のワンピースのジッパーを下げ、彼女の口を塞ぐ。

キスをしながらワンピースを脱がすと、柚月をソファに押し倒した。

ブラのホックを外して彼女の胸に手を添える。

「ま……前園?」

ハッと目を見開く柚月。

「俺が怖いか?」

真剣な眼差しで問えば、彼女は自信がなさそうに答える。

「……わからない」

震えるその漆黒の瞳。

でも、俺からは逃げない。

そんなに力は入れていないし、俺を突き飛ばすことだってできるはず。

「じゃあ、質問を変える。どうして抵抗しない?」

静かな声で問い掛けると、彼女は呆然と俺の言葉を繰り返した。

「どうして抵抗しない……のか?」

答えを求めるように柚月は俺を見つめる。

「もうわかっているんだろ?俺が好きだと認めろよ」
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