極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
エレベーターに閉じ込められたあの日の夜、互いの思いを伝え合い、私と前園は恋人になった。
それであいつのマンションに住まわせてもらっている。
アパートは九月末に解約予定。
前園は『すぐに引っ越して来い』と言うが、この関係がいつまで続くかわからない。
返事は保留中だ。
会社では普通にしているけど、エレベーターの閉じ込め事件もあって、私と前園が付き合っているというニュースは一気に広まってしまった。
美希ちゃんは『結婚式のブーケは私に下さいね』って嬉しそうだけど、片桐君は相変わらず私と前園との交際には難色を示している。
『まだ間に合います。僕にしておいた方がいいですよ』
彼の発言はもう挨拶代わりになっていて適当にかわせるからまだいい。
厄介なのは、営業部の白石さんだ。
それであいつのマンションに住まわせてもらっている。
アパートは九月末に解約予定。
前園は『すぐに引っ越して来い』と言うが、この関係がいつまで続くかわからない。
返事は保留中だ。
会社では普通にしているけど、エレベーターの閉じ込め事件もあって、私と前園が付き合っているというニュースは一気に広まってしまった。
美希ちゃんは『結婚式のブーケは私に下さいね』って嬉しそうだけど、片桐君は相変わらず私と前園との交際には難色を示している。
『まだ間に合います。僕にしておいた方がいいですよ』
彼の発言はもう挨拶代わりになっていて適当にかわせるからまだいい。
厄介なのは、営業部の白石さんだ。