極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「え?いいお店ってどこですか?僕も行きたいな」
「あんたはダメ。人数合わなくなるから」
美希ちゃんは即座に断る。
「人数?」
彼女の発言に片桐君は首を傾げつつ自分の席に戻った。
「あ……何でもない。こっちの話」
一瞬マズイって顔をして美希ちゃんは、苦笑する。
うーん、何か怪しい。
片桐君と目を合わせたら、コンコンというノック音の後に秘書室のドアが開いて前園が入ってきた。
「藤宮、今日どっかで社長の時間取れない?十分でいい」
「五時なら。ただ社長は会食で五時二十分にはここを出るからね。延長なしよ」
スケジュール帳をパッと見て念押しすると、前園は頰を緩めた。
「サンキュ。これ、秘書室のみんなで食べて」
出張先で買ってきたのか、彼は紙袋を置いて秘書室を後にする。
「あんたはダメ。人数合わなくなるから」
美希ちゃんは即座に断る。
「人数?」
彼女の発言に片桐君は首を傾げつつ自分の席に戻った。
「あ……何でもない。こっちの話」
一瞬マズイって顔をして美希ちゃんは、苦笑する。
うーん、何か怪しい。
片桐君と目を合わせたら、コンコンというノック音の後に秘書室のドアが開いて前園が入ってきた。
「藤宮、今日どっかで社長の時間取れない?十分でいい」
「五時なら。ただ社長は会食で五時二十分にはここを出るからね。延長なしよ」
スケジュール帳をパッと見て念押しすると、前園は頰を緩めた。
「サンキュ。これ、秘書室のみんなで食べて」
出張先で買ってきたのか、彼は紙袋を置いて秘書室を後にする。