極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
美希ちゃんの淹れてくれた紅茶を飲みながら、合コン後の進展を聞いてみた。
最近は私の話ばかりで、美希ちゃんの恋バナを聞いていない。
彼女はあっけらかんとした様子で答える。
「全然進展なしです。まあ、今は仕事に集中しますよ。いつでも柚月先輩が寿退社出来るように」
美希ちゃんの言葉に思わず吹きそうになった。
「こ、寿退社って……」
「上の人達は将来見据えて動いていますよ。社長だって前園さんと柚月先輩が付き合ってるの知ってますからね」
美希ちゃんは、驚く私を楽しげに見ている。
「う……そ」
今週、総務部長達に呼び出されたのは、そういう理由からだったの?
「前園さん、柚月先輩が夏休み取って休んでる時、ニコニコ顔で社長に先輩と婚約してるって報告してましたよ」
「あいつ……社長に何言って……」
最近は私の話ばかりで、美希ちゃんの恋バナを聞いていない。
彼女はあっけらかんとした様子で答える。
「全然進展なしです。まあ、今は仕事に集中しますよ。いつでも柚月先輩が寿退社出来るように」
美希ちゃんの言葉に思わず吹きそうになった。
「こ、寿退社って……」
「上の人達は将来見据えて動いていますよ。社長だって前園さんと柚月先輩が付き合ってるの知ってますからね」
美希ちゃんは、驚く私を楽しげに見ている。
「う……そ」
今週、総務部長達に呼び出されたのは、そういう理由からだったの?
「前園さん、柚月先輩が夏休み取って休んでる時、ニコニコ顔で社長に先輩と婚約してるって報告してましたよ」
「あいつ……社長に何言って……」