極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「前園……健斗の子供ならすごく綺麗な子だろうなって想像したら楽しくて」

クスクス笑いながら言ったら、いきなり彼に押し倒された。

「だったら、子作りしようか?」

スイッチが入ってしまったのか、健斗は私の頬や首筋にキスをしていく。

「ちょっ……気が早すぎ!?」

止めようとしたら、彼に両手を捕まれた。

「愛し合ってたらいつか出来るよ」

フッと笑って健斗は唇を重ねてくる。

その甘いキスに溺れながら、頭の片隅で思った。

いつか私達の元に小さな天使がやって来たらいいな。



「わ〜、嘘。寝坊した〜!」

次の日の朝、寝過ごしてしまいベッドから飛び起きたら、横で寝ていた健斗がしれっとした顔で言った。
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