極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「ここに入った時は、藤宮さんとの漫才みたいなやり取り、信じられませんでしたよ。同一人物かって我が目を疑いましたからね。学生の時は、気軽に声をかけられる相手じゃありませんでしたから」
片桐君が苦笑いしながら語る。
きっと高校の時とか前園のこと怖いって思ってたんだろうな。
「じゃあ、いい意味で前園さん変わったんだね。営業部の子も前園さんが上司だといろいろ察してくれて仕事しやすいし、部長を立てつつ部をまとめていて雰囲気もいいって話してましたよ」
美希ちゃんの話に悔しいけど納得してしまう。
「まさに理想の上司かあ」
前園のことをそう評せば、彼女が突然突拍子もないことを言い出した。
「柚月先輩と前園さんがくっついたらすごく美形で有能な子供が生まれるでしょうね」
「はあ?何でそうなるの!」
素っ頓狂な声を上げると、美希ちゃんは顔をニヤニヤさせた。
片桐君が苦笑いしながら語る。
きっと高校の時とか前園のこと怖いって思ってたんだろうな。
「じゃあ、いい意味で前園さん変わったんだね。営業部の子も前園さんが上司だといろいろ察してくれて仕事しやすいし、部長を立てつつ部をまとめていて雰囲気もいいって話してましたよ」
美希ちゃんの話に悔しいけど納得してしまう。
「まさに理想の上司かあ」
前園のことをそう評せば、彼女が突然突拍子もないことを言い出した。
「柚月先輩と前園さんがくっついたらすごく美形で有能な子供が生まれるでしょうね」
「はあ?何でそうなるの!」
素っ頓狂な声を上げると、美希ちゃんは顔をニヤニヤさせた。