極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「そういうのとは違いますけど。まあいいじゃないですか。美味しいもの食べて楽しみましょう!」
徒歩で店まで行き、店員に案内されて奥にある個室に向かうと、長テーブルを挟んで手前に男性陣、窓側の席に女性陣が座っている。
しかも、全員見覚えのある顔なんですけど……。
男性陣は右から営業部の牧君、経営企画部の平田君、情報システム部の渡辺君に広報部の佐藤君。
女性陣は、経理の田中さん、人事部の長谷川さんに総務の鈴木さん。
同僚がただ集まったにしては無理がある。
「美希ちゃん、これはどういうことかな?」
スーッと目を細めて追及すると、彼女はあっけらかんとした様子で笑った。
「合コンですよ。柚月先輩!営業部の牧君に『平田連れてくるから柚月先輩連れて来て』って頼まれちゃって」
……やっぱり合コン。
道理で人数がどうとか片桐君に言ってたわけだ。
徒歩で店まで行き、店員に案内されて奥にある個室に向かうと、長テーブルを挟んで手前に男性陣、窓側の席に女性陣が座っている。
しかも、全員見覚えのある顔なんですけど……。
男性陣は右から営業部の牧君、経営企画部の平田君、情報システム部の渡辺君に広報部の佐藤君。
女性陣は、経理の田中さん、人事部の長谷川さんに総務の鈴木さん。
同僚がただ集まったにしては無理がある。
「美希ちゃん、これはどういうことかな?」
スーッと目を細めて追及すると、彼女はあっけらかんとした様子で笑った。
「合コンですよ。柚月先輩!営業部の牧君に『平田連れてくるから柚月先輩連れて来て』って頼まれちゃって」
……やっぱり合コン。
道理で人数がどうとか片桐君に言ってたわけだ。