極上恋愛~エリート御曹司は狙った獲物を逃がさない~
「そう言えば、今日のプリンありがと。みんな喜んでたよ」
忘れないうちに礼を言うと、こいつは微かに口角を上げ、テーブルの上で手を組んだ。
「それは良かった」
「買うのに並んだんでしょう?どんだけ並んだの?」
「店先で何分待つのか店員に声をかけたら、必要な個数聞かれてすぐに買えた」
それはあんたが美形だから優遇されたのでは?
「それはラッキーだったわね。でも、なんで合コンなんかに来てるの?」
「俺は客寄せパンダ。牧に頼まれてね。どうせお前も付き合いで来てるんだろ?」
「……後輩に売られた」
ちゃっかり平田君の前の席に座った美希ちゃんに恨みがましい視線を向ける。
「それはご愁傷さま。まあ、ここ結構美味しいから食事を楽しめよ」
フッと微笑する前園。
「うん、そうするわ」
こいつの慰めの言葉にコクリと頷けば、シャンパンが運ばれて来た。
忘れないうちに礼を言うと、こいつは微かに口角を上げ、テーブルの上で手を組んだ。
「それは良かった」
「買うのに並んだんでしょう?どんだけ並んだの?」
「店先で何分待つのか店員に声をかけたら、必要な個数聞かれてすぐに買えた」
それはあんたが美形だから優遇されたのでは?
「それはラッキーだったわね。でも、なんで合コンなんかに来てるの?」
「俺は客寄せパンダ。牧に頼まれてね。どうせお前も付き合いで来てるんだろ?」
「……後輩に売られた」
ちゃっかり平田君の前の席に座った美希ちゃんに恨みがましい視線を向ける。
「それはご愁傷さま。まあ、ここ結構美味しいから食事を楽しめよ」
フッと微笑する前園。
「うん、そうするわ」
こいつの慰めの言葉にコクリと頷けば、シャンパンが運ばれて来た。