その瞳に映るのは・・・
「新しい仕事はうまくいきそうか?」


「まぁねバイトと変わらないから楽だよ」


「バイトってお前22だろ?これから苦労するぞ」


うるさいお母さんだ。


バイトにはバイトの良さがあるだから。


「いいの私が望んでやってることだから!あと、まだ21歳です!」


まだ誕生日きてないんだから。失礼な。


「来月なんだからかわんねぇだろ。」


さすが覚えててくれてるんだ。


まぁ去年も祝って貰ったしね?


クッキーと『君にもできる就活本』ってゆう変な参考本。


・・・なんか思い出しらむかむかしてきた。


「颯はあともう少しだよね。たしか、20歳になるんだっけ?」


「お前・・・わざといってるだろ」


「ごめんなさい。26でしたね」


少し怒った声だったのですぐに謝った。


颯は童顔でよく学生に間違われるから本人かなり気にしている。
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