翼の折れた鳥たちは
永島病院に入院して、もう1か月が経とうとしている。
この病棟では毎日同じような風景が繰り返されている。
毎日ベッドから見える外の世界は、毎日同じように朝になって、そしてゆっくりと夜に向かって時間が流れる。
6か月の入院予定といわれたけれど、淡々と過ぎていく毎日の中で、俺は一体どうなるんだろう。
そんなことを少しずつ考えることが出来るようになってきたけれど、そんな時は結局いつも辿り着くところは一緒だった。
動けない、もう駄目だ。
そして、悪夢を見てうなされる。
真っ白な天井にある小さな模様を数えてばかりいる日中を過ごすといつの間にか眠っていて、夢を見る。
夢の中では歩いていたり、走っていたりしている。
目を覚ますと現実を思い知らされて、落ち込む。
毎日、その繰り返しだった。
この病棟では毎日同じような風景が繰り返されている。
毎日ベッドから見える外の世界は、毎日同じように朝になって、そしてゆっくりと夜に向かって時間が流れる。
6か月の入院予定といわれたけれど、淡々と過ぎていく毎日の中で、俺は一体どうなるんだろう。
そんなことを少しずつ考えることが出来るようになってきたけれど、そんな時は結局いつも辿り着くところは一緒だった。
動けない、もう駄目だ。
そして、悪夢を見てうなされる。
真っ白な天井にある小さな模様を数えてばかりいる日中を過ごすといつの間にか眠っていて、夢を見る。
夢の中では歩いていたり、走っていたりしている。
目を覚ますと現実を思い知らされて、落ち込む。
毎日、その繰り返しだった。