【冴えない貴方は御曹司!?】番外編も完結しました!
シンデレラは見た!!
今朝はいつもより早く起きたはずなのに、朝からトンカツを揚げていて、電車を一本遅らせることとなりました。
そうです、ソーストンカツサンドを朝から逢坂さんにガッツリ食べてもらおうと、私、頑張ったのです。
味噌カツサンドも捨てがたかったのだけれど、飲み物をホットレモンティーにしたので、ソース味にしてみました。
キャベツのせん切りとトンカツとトンカツソースが相まって、得も言われぬ味わいになっていること請け合い。
私も早く食べたいなとウキウキしながら、会社の裏玄関から入ろうとした時、一台の役員送迎用の高級車が、表玄関に向かって走り抜けていきました。
表玄関はお客様と役員専用で、ガラス張りになっているために、私達のような一般社員が使用する裏玄関からも丸見えとなっているのです。
だから、朝も早よから役員さんも大変だななんて思っていたら、表玄関から入って来たのは、逢坂さんによく似たイケメンさんでした。
でもその人の格好は、体型にバッチリフィットしたお高そうなスーツで、ヨレヨレのブカブカのイメージしかない逢坂さんとは真逆のお方のようです。
眼鏡もないし…あれれ、あの靴見たことあるぞ!あれは、逢坂さんが時々履いているお洒落な今時のデザインのもの。
いやいや、逢坂さんのはずがないし…だって、いつも大きな熊さん状態で、イケてない眼鏡をギラッとさせて、美味しそうにおにぎりやサンドイッチを頬張る、本当は優しくて面倒見の良い、あの人ですよ。
きっとお靴はみんなが持ってる流行りのもので、例え冴えない逢坂さんが履いていようと、可笑しくも何ともないはず…。
取り敢えず、職場のあるフロアに向かおうと、エレベーターのボタンを押したのです。
そうです、ソーストンカツサンドを朝から逢坂さんにガッツリ食べてもらおうと、私、頑張ったのです。
味噌カツサンドも捨てがたかったのだけれど、飲み物をホットレモンティーにしたので、ソース味にしてみました。
キャベツのせん切りとトンカツとトンカツソースが相まって、得も言われぬ味わいになっていること請け合い。
私も早く食べたいなとウキウキしながら、会社の裏玄関から入ろうとした時、一台の役員送迎用の高級車が、表玄関に向かって走り抜けていきました。
表玄関はお客様と役員専用で、ガラス張りになっているために、私達のような一般社員が使用する裏玄関からも丸見えとなっているのです。
だから、朝も早よから役員さんも大変だななんて思っていたら、表玄関から入って来たのは、逢坂さんによく似たイケメンさんでした。
でもその人の格好は、体型にバッチリフィットしたお高そうなスーツで、ヨレヨレのブカブカのイメージしかない逢坂さんとは真逆のお方のようです。
眼鏡もないし…あれれ、あの靴見たことあるぞ!あれは、逢坂さんが時々履いているお洒落な今時のデザインのもの。
いやいや、逢坂さんのはずがないし…だって、いつも大きな熊さん状態で、イケてない眼鏡をギラッとさせて、美味しそうにおにぎりやサンドイッチを頬張る、本当は優しくて面倒見の良い、あの人ですよ。
きっとお靴はみんなが持ってる流行りのもので、例え冴えない逢坂さんが履いていようと、可笑しくも何ともないはず…。
取り敢えず、職場のあるフロアに向かおうと、エレベーターのボタンを押したのです。