シ者-nagisa-

愛美「てゆーか、あれ見た?
誰だっけ?唯川?
あいつずっと先輩の事見てた。」

女「え?まじ?超きもーい!
あんな地味男に白咲先輩が
振り向く訳ないのに。
身の程知った方がいいよね。」

女「本当あれはないわ。
地味すぎ冴えなさすぎ
喋らなさすぎ。
白咲さんじゃなくても
願い下げだもん、あんなの。」

次々と聞こえてくる
マッシュくんへの悪口。
聞くに耐え難くなって
私は思い切りドアを開ける。
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