シ者-nagisa-

昔、一度だけ聞いた事がある。
どうして至は付き合わないのか?と。

そしたら、至は言った。
颯と同じだよって。

だから、多分、僕は
至とだけは一緒にいられる。
至だけは僕の気持ちを
分かってくれる気がするから。

至「好きだな、ブランコ。」

至の事を考えていたら
声が聞こえて辺りを見回すと
公園の入口に至の姿を見つけた。
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