シ者-nagisa-

愛美「うーん。じゃあ先輩は?」

渚「私?‥私は‥誠実な人かな。」

愛美「え?先輩の口からそんな答えが
返ってくるなんて思いませんでした。
先輩、今ちょっと逃げたでしょ!?」

渚「ううん。本当にそう思うから。
私に好意を寄せてくれる人って
下心...って言うのかな?
そういうものを感じて嫌悪感や
不快感を抱く事が多かったから。
それを感じない誠実な人がいいなって。」

私は割と真面目に答えたのに
愛美は笑っていた。
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