シ者-nagisa-

白咲は呆れた表情を浮かべ
広げたパンフレットを
片付け始める。

渚「役立たず!結局何も
教えてくれないんじゃん。」

伝票を手に持つと
俺の目の前にバンっと
大きな音を立てながら置いた。

渚「ここはあんたが払いなさいよ!
...本当、時間の無駄だった!」

怒りながら店を出て行く
白咲の姿を見て、本当に俺は
白咲の事を勘違いしてたんだと思った。
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