シ者-nagisa-

~渚side~


お店を飛び出した私を
追いかける足音。

至「待てよ!」

渚「何で、いつも松名瀬が
追いかけてくるのよ!」

その人がマッシュくん
じゃない事くらい分かっていた。

渚「‥‥初めてだったの。
こんな風に誰かを想って
胸が高鳴ったり痛くなったりするの。
でも、それは私の勝手な気持ちで
マッシュくんは何も悪くないのに‥
泣いたりして‥本当‥嫌になる。」
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