シ者-nagisa-

~颯side~


接待を終えた僕は
社員証がない事に気付き
会社へと戻った。

企画部の前を通ると
白咲さんと至が話してる
姿が目に入る。

渚「逆境や不満は沢山ある世の中なのに
自分の力で会社立ち上げて
あそこまで大きくして‥尊敬する。
だから、少しでも松野社長の
手助けが出来たらなって思ってさ。」

僕はしばらく立ち止まったまま
白咲さんの言葉を胸に刻んだ。
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