シ者-nagisa-

伝票を持つ至の腕を
彼女は突然、掴んだ。

渚「結構です!」

愛美「ちょっと!先輩!
何やってるんですか!?」

渚「そんな事で恩を着せる
つもりかもしれないですけど
ランチくらいで知り合い面
されても迷惑ですから!!」

至は、睨む彼女の手をそっと離し
ほんの少し楽しそうな笑みを浮かべた。
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