シ者-nagisa-


颯「よかったです。無事に出来て。」

渚「マッシュくんのおかげだよ。」

颯「僕は何もしてませんから。
至のおかげだと思います。」

マッシュくんはあの日のように
ほんの少しだけ眉をしかめた。

場の空気が悪くなった気がして
私は咄嗟に話題を変える。
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