シ者-nagisa-


渚「作家?」

颯「小さい頃、親の仕事の都合で
転校が多かった僕には友達なんて
出来ませんでした。
転校生ってだけで悪目立ちして
何かを言って嫌われたらどうしようって
そう思うと何も話せなくて
休み時間はいつも1人ぼっちだったんです。
そんな時、先生がある一冊の本を
貸してくれたんです。」

渚「何て本なの?」
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