シ者-nagisa-

颯「本当?よかった!
白咲さんに教えてあげなきゃだね!」

至「ああ、そうだな!」

もちろん、僕も嬉しかった。
白咲さんが一生懸命考えた企画が
実現するかと思うと
すごく嬉しいけど‥‥
小走りに企画部へと向かう
至の姿を見て何だか
複雑な気持ちだった。

こういう気持ちの名前を
僕は知らない。
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