シ者-nagisa-

学生の頃、2人で寄り道した
公園へ行ってみると
やっぱり颯はブランコに乗っていた。

至「颯!」

俺の顔を見るなり颯は
ブランコを下り公園を
出て行こうとした。

至「ちょっと待てよ!」

颯「僕に何の用?」

颯は俺の方を見ようとはしなかった。
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