シ者-nagisa-

本気の恋というものがどれほど
痛いものなのか知らない。

至「白咲に恋してるんだよ。」

颯「白咲さんに恋をしていた。
それはちゃんと知ってるよ。
僕にだって小さな恋の一つくらい
あったから。でもね、こんなにも
胸が痛くなる事はなかった。」

至「お前は白咲の事が
本気で好きなんだよ。
好きだから、痛いんだ。
本気の恋っつーのはさ
めちゃくちゃ痛いもんなんだよ。」
< 253 / 374 >

この作品をシェア

pagetop