シ者-nagisa-

至「失礼します。」

社長「今度は何だね!」

至「松野社長。その企画書には
2年間、担当している私でも
知らない事が沢山書いてあります。
松野社長の手助けになりたいと
願った彼女の想いの強さの現れです。
広告やイベントは会社の顔です。
とても大切な事です。企画書を読んで
社長のお気に召さないのなら
ボツにしてもらって構いません。
でも、もしも社長がまだその企画書に
目を通してないのなら
1度検討して頂けませんか?」

松野「松名瀬くんがそう言うなら
1度持ち帰るけど、つまらない
企画の場合は他社に頼みますから。」

松野社長が帰って行ってから
社長に散々、僕たちは怒られた。
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