シ者-nagisa-

幻かと思った。マッシュくんの事ばかり
考えすぎて幻を見てしまったんだと。
でも、確かにそこにはいた。
ずっと会いたかったマッシュくんが。

颯「僕と結婚してください。」

至「いや、ちょっと待てよ。
いきなり結婚は何が何でも。
もっと他に言う事が· · ·」

マッシュくんは私に
1冊の本を差し出した。
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