シ者-nagisa-

颯「諦めてました。
どうせ僕には無理だろうって。
‥でも、いつも諦めない人が
僕のそばにはいたから‥
至も白咲さんもいつも
諦めなかったから‥だから
僕も諦めたくなかったんです。
白咲さんはいつか僕に言ってくれました。
僕の書いた本を読みたいって。
その言葉があったから頑張れたんです。」

マッシュくんから受け取った本を
開くと中には指輪が挟んであった。
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