シ者-nagisa-

残業代のつかない残業を
頼まれるのはもう慣れっこだ。

長谷部「もしもし。俺だけど
営業二部の冴えない奴に
仕事頼んだから今日行けるわ。
‥え?おう!ああ、後で。」

僕はその人から鍵を受け取り
会議室へと向かう。

ーガチャ

あれ?開いてる。
恐る恐るドアを開けると中には
作業をする白咲さんがいた。
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