シ者-nagisa-

溢れ出した愚痴は止まらなかった。

渚「大体、粗品なんて
どうせ捨てられるのに
無意味だよね、こんなの。」

颯「僕は好きですよ。」

渚「え?」

マッシュくんは手を止めると
届いたままのパンフレットを手に取る。
まるで宝物に触れるみたいに
大切に丁寧に手に取った。
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