シ者-nagisa-
お酒苦手なのかな?
それとも、やっぱり本当は
こんな所へ来たくなかったのかな?
俯くマッシュくんを見て
聞かずにはいられなかった。
渚「やっぱり迷惑だったよね?」
颯「え?」
渚「お酒苦手なのにBARなんかに
連れてきちゃってごめんね。」
颯「そんな事ないです!
本当に気にしないで下さい。」
マッシュくんは
そう言いながらもまた俯いた。
もしかするとマッシュくんは
私の事が嫌いなのかもしれない。
そう思うと胸が痛んだ。