シ者-nagisa-

どんな表情もどんな言葉も
取りこぼしたくなくて夢中だった。

隣の至は、白咲さん同様
他の女の人達に囲まれていて
僕は1人だけ取り残されていた。

でも、そんな事は気にならない。
そんな孤独はもう気にならない。

渚「ごめんなさい。
私、お手洗いに行ってきます。」

少し疲れた表情を浮かべた
白咲さんは立ち上がり
お手洗いへと向かう。
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