セカンド·ワールド_
ディメンは人間の血を吸う


遥か昔、元々魔界の住人はディメンの血を求め、ディメン同士で争っていた


しかし争いを繰り返しているうちにディメンは少なくなっていった


そして、ある有力な一族が"人間界"への扉を開いた


その経緯は謎だが、魔界から人間界に飛ぶ結界ができた


そしてディメンは、ディメンの血の代わりの人間の血と食料、良い人材を求め、次々と人間を魔界に連れてきた


ディメンは使えそうな人材は一度魂を抜き、自分の血を分け与え生まれ変わらせた


このことを繰り返すうちに反乱などが起こり、元から魔界に住んでいたディメンはごく少数になってしまった


そして今、元から魔界に住んでいた者を"純"と呼ぶようになった

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