瑛一が好き (スト漫のシナリオ)【青・短編】
水分を払った衣服を身に、二人は毛布にくるまり座った。
雪風が一番入らない場所に、一緒に座った。

きらきらした粉雪が見えた。
粉雪が電灯のあたりで溶ける様はきれいだった。

だから瑛一と、特に遥は一緒に、思い出した。

「瑛一クン」って私の過去に救出してくれた?と聴く。今、思い出した。怖かったから。
それに瑛一が答える。
「・・・」


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