瑛一が好き (スト漫のシナリオ)【青・短編】
私の失恋【・・・side】
「ある娘(こ)を傷つけたくないから」ごめん。君の勇気を砕かせてもらう。と彼が言う。

黄昏の美しい教室に私と二人。彼は言う。先手必勝と言わんばかりに。「ボクにとっては友情は恋情より」輝いているから。

「こんな変人のボクに」
そんな素敵な感情をアリガトウ。

微笑みが泣き顔に見える。
告白すら許さない、かたくな決意に、私はどうすれば良いか、わからなかった。
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