あの日見た景色
第1章
チュンチュン…。
鳥の鳴き声で起きるって今日はいい日になりそう〜。
あっ、私は坂本優花(さかもと ゆうか)。
高校3年。容姿は肩まである黒髪に、背は低いぐらい。
私はベッドから降りて、キッチンに向かった。
今日はパンと目玉焼きとコーヒーでいいかって考えながらパンを焼いた。
そしてお湯を沸かしながら、3人分の目玉焼きを作り始めた。
朝ごはんができそうな頃にキッチンの扉が開いた。
「優花おはよう…」
「優花おはよう!」
眠そうなのが私のお兄ちゃん優樹(ゆうき)。
優樹兄は朝が苦手。
朝から元気なのが私の弟の優人(ゆうと)。