うさぎは寂しいと死んじゃいます




でも今の私には思い出を考えるひまもなくて…



ふと公園のブランコをみると兎がいた








「う…さぎ…?」



「えっ!?美咲?どうしてここに…てか先輩はどうしたんだよ!」




兎の声を聞いた瞬間、我慢してた涙が一気に溢れ出た




涙が止まらなかった



そしたら兎はびっくりしたけど、私の方に走ってきてくれて、黙って抱きしめてくれた



それで私はすごく落ち着いて…いつの間にか涙は止まってた



< 71 / 79 >

この作品をシェア

pagetop