train love*
「ごめんね!せっかく起こしてくれたのに・
・・ って、もしかして君も北洋!?
ダメじゃん!乗り過ごしじゃん」
彼が話しかけてきた。
低くて落ち着いた声。
でもそこから飛び出す言葉は、とてもやん
ちゃで無邪気なモノだった。
声にさえ、惹かれていた。
「俺さ、よくやっちゃうんだよ・・・
しょっちゅう寝過ごしちゃう。
でも他人まきこんじゃったの初めてだわ。。
マジ、ごめんね?てか今日どうする?
さぼっちゃおっか?w」
呆然とする私に一生懸命はなしかけてくれる彼。
私も、ようやく状況が飲み込めてきた。
「サボり・・・ですか」
新学期早々、さぼりなんていいのかな。
なんて色々考えていると・・・