朧咲夜4-朧なはなの咲いた夜-【完】


嬉しいのは、私だけ?
 

それでもいいの。
 

いつか私の苗字が変わっても、父さんは在義父さんのままで、桃子母さんも流夜くんの家族になって。
 

出来たらその頃には夜々さんがお母さんだったら更に嬉しさ倍増だけど。
 

ひとつ近づく。
 

また、今日を迎えに行けたから。
 

明日の零に指先を触れさせて。
 

迎えにいくからね。

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