ひだまり
出逢い
笑顔
「は~い。お疲れさん。」
16時30分。
いつものようにバスを降りると…迷うことなく
園庭隅のウッドハウスに向かう。
3月とは言っても、まだまだ寒い今年の春はつい2日前にも雪が降り……
溶けきらない雪があちらこちらに残っている。
そのせいか…ひとたび日が傾き始めると肌寒く
思わず手をポケットに突っ込んでしまう。
『あぁ~!ダメなのに!!園長先生に言ってやる。』
いつもなら、真っ先に指摘する生意気3歳児の"ケン"が
今日は、姿を見せない。
不思議に思いながらハウスに近づくと
リクルートスーツを気にする事もなく、しゃがみこむ学生と
普段、あまり見せることのない笑顔を浮かべる……ケンがいた。
『ケ~ン。』
そう声を掛けようともう少し近づいたオレの目に飛び込んできたのは
ピンクの下着。
思わず回れ右をしてしまう。
今のは仕方ない………不可抗力………。
何度も自分に言い聞かせてみるが……
あまりの衝撃に……脳裏から離れない。
………………………………決して……スケベな訳ではないが………。
寒い中、今日1日頑張ったオレに…神様がプレゼントしたのか??
なんて、変な想像まで浮かんでくる。
そうは言っても……このままでいる訳にもいかず
意を決して…
なるべく視線を下げないように……
振り向くことにした。
…………………あくまで、なるべく……………
16時30分。
いつものようにバスを降りると…迷うことなく
園庭隅のウッドハウスに向かう。
3月とは言っても、まだまだ寒い今年の春はつい2日前にも雪が降り……
溶けきらない雪があちらこちらに残っている。
そのせいか…ひとたび日が傾き始めると肌寒く
思わず手をポケットに突っ込んでしまう。
『あぁ~!ダメなのに!!園長先生に言ってやる。』
いつもなら、真っ先に指摘する生意気3歳児の"ケン"が
今日は、姿を見せない。
不思議に思いながらハウスに近づくと
リクルートスーツを気にする事もなく、しゃがみこむ学生と
普段、あまり見せることのない笑顔を浮かべる……ケンがいた。
『ケ~ン。』
そう声を掛けようともう少し近づいたオレの目に飛び込んできたのは
ピンクの下着。
思わず回れ右をしてしまう。
今のは仕方ない………不可抗力………。
何度も自分に言い聞かせてみるが……
あまりの衝撃に……脳裏から離れない。
………………………………決して……スケベな訳ではないが………。
寒い中、今日1日頑張ったオレに…神様がプレゼントしたのか??
なんて、変な想像まで浮かんでくる。
そうは言っても……このままでいる訳にもいかず
意を決して…
なるべく視線を下げないように……
振り向くことにした。
…………………あくまで、なるべく……………
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