ひだまり
梓先生や他の先生の当番を変わるのも…

朝、誰よりも早くきて……掃除したり、電話番をするのも…

純粋に人のことを思ってする……

彼女は誰からも好かれ

何より……自分が一番楽しそうなんだ。

自分の思い上がりに……恥ずかしくなる。

最悪の態度を謝りたくて……

何度も声を掛けようとするのに……

怒られて、傷付いたはずの彼女は…オレに一切嫌な顔を見せない。




もう……認めないとな……

オレは…彼女が……好きだ。

ひたむきに真っ直ぐで……優しくて…自分のことより人が大事で。

鈍くて頼りなくて…

上げれば切りがないほど……見てきたことに気づいた。

好きだなんて告げるつもりはない。

ただ……もう一度

あの可愛い笑顔がみたい。
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